ロータリークラブは、自分の職業を通じ、社会貢献を目指す奉仕団体です。
私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。
普段の活動では、週1回の例会を通じ会員同士の親睦を深め、ゲストスピーカーの講演を聞き自己研鑽を図っています。
また、日本に約2,300、世界に約35,000あるロータリークラブがネットワークになっており、会員(ロータリアン)には、クラブ、地域、世界の人々と交流する機会が提供されます。

基本理念

ロータリーの基本理念は、ロータリアン共通の目的や指針として、長い年月をかけて形づくられたものです。互いの関係や行動の土台として、世界中のロータリアンがこれらの理念を大切にしています。

ロータリーの目的

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある:
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること;
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること;
第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること;
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

四つのテスト

ロータリアンが生活や仕事の場面で常に覚えておくべき4つの問い、それが「四つのテスト」です。政治や宗教に関係なく、すべての人びとの倫理的指針となるこのテストは、100カ国語以上に翻訳されています。

言行はこれに照らしてから
1 真実かどうか
2 みんなに公平か
3 好意と友情を深めるか
4 みんなのためになるかどうか

ロータリアンの行動規範

ロータリアンとして、私は以下のように行動する。

1 個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動する。
2 取引のすべてにおいて公正に努め、相手とその職業に対して尊重の念をもって接する。
3 自分の職業スキルを生かして、若い人びとを導き、特別なニーズを抱える人びとを助け、地域社会や世界中の人びとの生活の質を高める。
4 ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすような言動は避ける。
5 ロータリーの会合、行事、活動においてハラスメントのない環境を維持し、ハラスメントの疑いがあれば報告し、ハラスメントを報告した人への報復が起こらないようにする。